各問に答えなさい。但し「」がある問題はその中の用語を答えること
第1問
佐藤先生のお名前をフルネームで答えなさい
佐藤雅美
ポイントアップ5倍問題
佐藤先生の奥さんのお名前を答えなさい
佐藤美子
第2問
六法全書の「六法」をすべて答えなさい
憲法 民法 商法 刑法 民事訴訟法 刑事訴訟法
第3問
我が国ではある行為を犯罪として処罰するためには、立法府(国会)が制定する法令において、犯罪とされる行為の内容、及びそれに対して科される刑罰を予め、明確に規定しておかなければならない。この原則のこと「 」主義という。
罪刑法定主義
ポイントアップ10倍問題
問3の解答に対置される概念は「 」主義という。これは近代の側から絶対王政期の犯罪と刑罰の状況を批判するために使われるようになった概念である。
罪刑専断主義
問題4
犯罪が成立するには3つのハードルを超える必要がある。それは「 」性、違法性、有責性(責任)である。
構成要件該当性
問題5
多量の飲酒をして完全に酩酊状態となり、殺人を犯した場合、自己の酩酊状態を利用する意図があったり、酩酊状態で他人を攻撃する習癖がある場合には、心神喪失状態(責任無能力状態)とはみなされず、殺人罪などの適用の可能性が大きくなる。これは飲酒する時には責任能力を有しており、「 」な行為により酩酊状態に陥ったと判断されるためである。
原因において自由な行為
問題6
確定的に犯罪を行おうとするのではないが、結果的に犯罪行為になってもかまわないと思って犯行に及ぶ際の行為者の心理状態を「 」という。殺人事件の場合、明確な殺意がなくても、相手が死ぬ危険性を認識し、結果を認容していれば、故意として殺人罪が適用される。
未必の故意
問題7
故意によって暴行をした際に、相手が大怪我をした場合、たとえ傷害の故意がなくても傷害罪が適用出来るものとされる。このことは、傷害罪には暴行罪の「 」犯としての類型が含まれることを意味する。
結果的加重犯
問題8
責任能力も故意または過失もあるのに、誰が犯人の立場に置かれても同じような行動に出てしまうため犯人を非難できないようなケースでは、「 」性がないために刑事責任が否定される可能性がある。
事例) 暴れ馬事件 ドイツの19世紀の判例でこの理論の説明にドイツの刑法の講義では必ず言及される事件。暴れ馬をあてがわれた御者が、危険を感じて雇い主に再三馬を変えてくれるように頼んだが、くびを示唆されたためにあきらめて営業していたが、とうとう乗客を振り落として死亡させてしまったために業務上過失致死罪に問われたケースで、裁判所はこの理論を使って無罪とした。
期待可能性
問題9
複数人が犯罪を一緒に計画した場合、実際に犯行を分担した者だけでなく、犯行現場に行かなかった者も「正犯」として処罰する理論を「 」論という。
事例) オウム真理教による地下鉄サリン事件で、教祖麻原彰晃が犯行現場に行っていないにもかかわらず、この理論によって殺人罪・殺人未遂罪に問われた。
共謀共同正犯